父・岳雄復活話の続きです。
先日のブログ 「カツオ釣り体操で父・岳雄の復活」でお伝えした続きになります。
ガンの告知を受けてから父がしたことです。
① 2年間我慢していたタバコを再び吸い始めた
② 遺品の整理をはじめた
③ 回復整体を定期的に受け始めた
この3つです。
①をすることにより、
好きなこと再開しました・・・・気分が「快」になりました。
②をすることにより、
立ったり座ったりするようになりました・・・カラダの関節をうごかすようになりました。ベッドに寝ているよりも動くようになり、夜眠れるようになりました。
お腹も空くようになりました。
③をすることにより
カラダのゆがみがとれ、筋肉の緊張が取れました。神経の伝達がよくなりました。血液の流れがよくなりました。内臓が正常な位置に収まり、活発に動くようになりました
この3つをし始めてまもなく
植木いじりができるようになりました。
大好きな日曜大工ができるようになりました。
カラダを動かす=関節を動かす は滞っていた筋肉が動き出す。。。内臓が活発になる
どんどん飲み薬も減ってきました。
私は2週間に一度か10日に一度施術に通いました。
たった15分の施術です。
一時食欲がなくなり痩せ細ったカラダがどんどん肉付きも以前のようになってきました。
父はこう言いました。
「先生(医者)がな、手術の道もあるけれど、手術したら正常な他の臓器が働かなくなるし、抗がん剤も使えれば使えるけれど、副作用がありますって。
それか天命を待ちますか?って俺に聴いてきたから、俺はな天命を待つほうを選びますって答えたら、先生が痛みが出てどうしようもなくなったら痛みに対応する処置をとりましょう」って。
「天命を待つ」を選ぶ
その環境におかれないと私自身想像はできないのですが、
その時から父は遺品の整理を始め、タバコを吸いはじめたのです。
だんだん動けるようになってきました。
夏場は一度動き過ぎて疲れたらしく、食欲もさがり痩せましたが
秋からはまた元気に。。。
朝早くからかなづちをトントンしながら日曜大工。
同居している姉が
「ご近所さんに迷惑なくらい朝早くから外で作業しているだよ~~」って苦笑い。
グランドゴルフ・輪投げ大会・そしてカツオ釣り体操保存会でのテレビ出演・・・
ここまで復活できるとは。。。
今年の2月を思えば‘‘奇跡‘‘です。
生きる力ってすごいですね。
そんな現在です。
これからも「今」を大切に、
父が今元気なこと。それでいい。それで最幸と心から感謝できれば先の心配は無用と自分の中で
はっきり確信が持てました。
2年前、母の末期ガン看病のときから私もかなり身内の死について心の成長があるように思います。
天命は誰にもある。
最近 片山たづこさんがナレーションを演じられた舞台
「ちはやぶる神の国~異聞本能寺の変~」を観劇したとき
千利休の言葉でしたか?
「 どれだけ生きたか! より いかに生きたか!」 という台詞があったのですね。
そうだな。 いかに生きたか!